鑑定書をなくされても買取は可能な店がほとんどです。
ダイヤのグレードや購入された宝石店の値段付けにもよりますが大体平均で定価の1割~2割半の買取が多いです、お値打ちで購入された方は3割ぐらいになるケースも有ります、また、キャッチセールスなどでかなり販売相場とかけ離れた価格で買われた方は0.5%ぐらいになるケースもあります。
確かに古い鑑定書はいまの鑑定基準より甘いグレードの付け方が多いですが信用のある会社ならば1グレード落ちるかどうかなのでご安心ください。ご不安でしたら再鑑定をオススメします。
ルースならば0.2ct以上あれば買取可能な店が多いようです、0.1以下のメレダイヤでも買取の店はあるようですがジュエリーについているものに限ることがほとんどです。
ダイヤ買取価格で一番重要になってくるかもしれません。
良く見かける上から見ると丸いラウンドブリリアンカット(上の写真のようなダイヤ) がダイヤを一番きれいに輝かせることができるカットです。
ひし形(マーキスカット)や四角型(スクエアーカット)などはラウンドブリリアンカットに比べると20%~50%ダウンした買取りになってしまいます。
ダイヤの大きさではなく重さをキャラットといい重ければ重いほど買取価格も高くなります。1粒で0.3ct以上のダイヤから値段が上がる傾向にあります。
0.1キャラ以下をメレダイヤといわれますが、買取してくれる店と買取りしてくれない店があるようです。
ダイヤモンドは無色透明のものや黄色かかったもののなどいろいろな色があります。
ブルーやピンクなど特殊な色を除けば、無色透明が一番評価が高く Dカラー と位置図けられます。
アルファベットのDから始まりランクが落ちるごとに E F G H と下がっていきます。
クラリティーとはダイヤの透明度をさします。中に異物や傷があればあるほど評価が落ち、内包に異物や傷などが何もなく透明度が一番高いダイヤが高い買取となります。
クラリティーグレードは下から I-1(I-2 I-3) SI-2 SI-1 VS-2 VS-1 VVS-2 VVS-1 IF FL となります。
ここでいうカットはダイヤの形ではなくカットの良さをいいます、カット技術がよくなり昔のカットより断然良くなっています。
カットグレードは下から Poor(プアー) Fair(フェアー) Good(グッド) VeryGood(ヴェリーグッド) Excellent(エクセレント)となります。
ダイヤモンドには紫外線をあてると発光するものが存在します。それはダイヤモンドの自然特徴ですが蛍光性がない物で輝きが良い物の評価が高いと言われています。特に品質には影響しないのですが、ダイヤモンドの取引ではStrong以降からガクッと値段に影響してきます。
蛍光性グレードは下から VeryStrong(かなり強い) Strong(強い) Midium(少し強い) Faint(弱い) None(ない)となります。
※ ダイヤモンド購入時に参考にしてください
宝石のなかで4Cというグレードを定めたのはダイヤモンドだけで、そのほかの宝石はほとんどといっていいほど見た目だけで良し悪しを判断しています。ある程度のグレードは位置ずけられていますが・・・
なのでこの数値のグレードでこのキャラットすうならこの値段で売買できますね、といった具合に取引がスムーズにいきます。
他の宝石ではこうはいきません、色も形も良いからこの値段のあいだでよければ買い受けますよといった具合になってしまします。そうなんです人の見た目の判断が値段を左右します。
買取店によっては5000円しかつかなかった宝石でも、違う買取り店では5万円ついたという話もたくさん聞きます。
婚約指輪はほとんどがダイヤの指輪ですが、その二人の記念の指輪を売った場合買取店はそのまま売ることはほとんど無に等しいでしょう。赤の他人の記念指輪は欲しくはないですよね、ダイヤとその枠の素材のプラチナの価値があるから売れるのです。
デザイン性がよくてもほとんどの買取店ではプラチナの重さとダイヤモンドの価値をプラスして値段しか提示しません。